日時:平成16年9月4日(土) 12:00〜17:30
場所:今治中央住民センター(愛媛県今治市南宝来町1-6-1)
今治新都市第1地区・第2地区
講師:川北秀人氏(IIHOE代表)
参加者:市民34名 議員10名
市民が主役、市民参画のまちづくりの必要性が叫ばれています。しかし、市民はまちのことをどれくらい“知っている”のでしょうか。市民、議員がまちの現状を知り、次に何を学ぶべきかを考える場が必要だと考えました。このような趣旨から、7月6日に第1回研修会を開催しました。地域の課題をたな卸しする作業を行い、身近な不安や大きなテーマなど、多様な課題を指摘し合いました。
日常、私たちは要望や不満を訴えることはあっても、整理して提案することは行えていません。まちで生活するみんなのために、エリアをこえた課題や多様性を理解しあい、提案しあえる関係をつくることが求められます。課題解決にあたっては、政策として提案すると同時に、市民自らが参加し、市民自らが担い手になることが期待されます。
今回は、関心の高かった開発の進む「今治新都市」に実際に出向き、質疑応答などを通して現状を理解することとしました。「今治新都市」に対する賛否を討論する場ではなく、現状と今後、考えられる問題を学ぶ場となりました。
@行政担当課からの説明(35分) | 進捗状況の説明をもらいます。 |
A市民のための質問リストづくり(80分) | ※市民のためにあなたが学ぶ日です。個人の関心のためではなく、成果を持ち帰えり伝えるために、蓄積できる質問項目を作成します。 ※事前に何を勉強しに行くかといく目的を立てず視察にいくことはナンセンスです。現場に行って何を知りたいのかをカードに書いて、目的意識を持ちましょう。 |
C質問リストに答えを書き、全員で共有 |
様々な視点に触れ、足りないことは補います。 |
B今治新都市開発現場での視察(100分) 現場で何を確かめる? 質問は大歓迎!でも紳士的に! |
※「賛成・反対」という自分の立場を前に出すことによって、本来得たい情報が得られないことがあります。また、賛否を問わず、等しく知る権利がある場合、どれだけお互いが率直に事象に迫りあえるかの方が大事です。 ※何を確かめ、それを誰に伝えるのかイメージしましょう。町内の方に伝える場合と専門家に伝える場合は、もって帰る答えの質が違うはずです。 |
Dまとめ(30分) |