グループごとに今日の授業を振り返りました。

子ども達の感想

ゆかたを着てみて、ゆかたってこんなにきれいなんだなーと思いました。おでかけにいくとき着ていきたいです。(4年生)

ふだんできない体験ができたと思います。でもむずかしかったのがあるので、れんしゅうをしてうまくなりたいです。(6年生)

ゆかたを着るのは、小さい頃以来なのでとても楽しくて、うれしかったです。また大人になったり、中学生になって着てみたいです。(6年生)
さっきたたんだ浴衣を取り出して、もう一度挑戦!ほとんどの子がへこ帯で仕上げましたが、中には半巾帯に挑戦する子も。

大人でも難しい技術をマスターしています。

自分にできることを広げ、協力し合って実現していくまじめさは、大人にはないエネルギーかもしれません。

きれいに着付けた浴衣姿を、写真で残すことにしました。記念のアルバムへ、絵や文章書いて、思い思いのアルバムが出来上がりました。
「子どもの頃から着物に親しんでもらいたい」そんな先生の願いを実現するために、「浴衣以外の着物の紹介や、文化の紹介があれば・・・」と、事前ミーティングで意見が出ました。

そこでスタッフがモデルとなって、訪問着と袴の着付けのデモンストレーションが行われることになりました。
ゆかたのたたみ方も学びました。

子ども達の感想を少し紹介します。

「ゆかたをたたむのがむずかしかった」と先生にかんそうを言うと、
「1回でたためることはすごい」と言ってくれた。
ゆかたをきてみて、これからいろいろなぎょうじにきて行きたいと思う。(4年生)
みんなきれいに仕上がりました。

はじめは高校生のスタッフが半巾帯での着付けに挑戦し、子ども達は見学していました。

でも、見ているだけでは面白くありません。

「私もやりたい!」そんな声があがり、全員が挑戦することになりました。

みんなが浴衣を着終わったら、お辞儀の練習。

普段と違う自分の姿に、みんな満足顔です。
 ペットボトルを自分の身体に見立てて、帯を結ぶ練習。

「浴衣を着るときに、みんながイメージしやすいように」と、先生達が考えた方法です。
いよいよ浴衣の着付けです。

浴衣を左前に着るのもみんなクリア。

帯結びだってちゃんとできるよ。

「もっと時間がかかるかと思った」と先生達もびっくりです。
 「しっかりれんしゅうして、自分でゆかたを着れるようになってね。」そんなふうに授業は始まりました。

 まずは家から持ってきたゆかたや帯をテーブルに並べて・・「これはへこ帯という名前だよ」と、ひとつひとつ道具の確認。

 「着物を着るときは、右側から手を通してね。」今日覚えて帰って欲しいことを、一番最初に説明します。
日時 平成16年8月1日(日) 9:00〜15:00
場所 今治市総合福祉センター4F

   ゆかたをきてみよう!
             
                                                 先生 愛媛県和装朋友会のみなさん
        

    
    まずはペットボトルで帯を結ぶ練習!

    
                     
     蝶々結びに挑戦!でもなかなか難しい・・・     みんなあっというまにコツをつかんだよ
  


    へこ帯で蝶々結びをしてみよう!

    

     
     ステップアップ!  半巾帯で蝶々結びに挑戦!
    

              
      ゆかたは右側から着るんだよ〜          やり方を見ておぼえるぞ!          むずかしいところは手伝って!


    


   あとかたづけも、きちんと!

    


   訪問着と袴の着付けデモ

   

   Q&Aの時間に出た質問

   Q.「どうして女の人は何枚も重ねて着ているの?」
   A.「平安時代には、十二枚 重ねていたんだよ。それを十二単と呼びます。
     幸せが重なるように、という願いが込められていたんだよ」
   
   Q.「帯はいろいろな種類があるの?」
   A.「みんなが持ってきた兵児帯や半巾帯、名古屋帯、袋帯などいろいろあるよ。
     帯で表情も変わってくるよ。試してみてね。」

   Q.「帯が堅いのはなぜ?」
   A.「いろいろな糸が使われていて、帯自体も堅いけど、実は前板というものが入っているんだよ。
     これは帯を広く見せてくれるよ。今日使ったへこ帯にも使えるよ。」


  着付けの仕上げと写真撮影

     
     もう一度着付けに挑戦!      記念のアルバム製作中。みんな真剣!





  まとめ