スポーツチャンバラは「負けた(斬られた)」ことを自己申告するスポーツ。

「負けたことを認めるのは難しいですが、『次は負けない』という強い気持ちを持ち続けて欲しい」と先生。

「斬った」「斬られてない」という混乱もなく、心の制御力・抑止力を実体験で学ぶことができ、大きな成長がありました。
黒と赤の鎧を身にまといます。
表情が引き締まり、気持ちが高揚している様子が伝わってきます。

先生の見本を見た後、実際に基本動作の練習。
めん・こて・どう・あし・つきなどの練習と防御の練習を、グループごとに行いました。

チャンバラで守ることが、先生から伝えられました。
・大きな声であいさつをしよう
・道具を大切にしよう
・チームのみんなと協力しよう
・自心審判
スポーツ吹き矢は腹式呼吸を使って矢を飛ばし、命中率を競います。
「おなかを膨らますように息を吸って、おなかをへこませながら息をはいてみて。それが腹式呼吸だよ。」
子ども達は自分のおなかに手をあて、腹式呼吸の練習をします。

開始線に立ち、的に向かって一礼し、3本の矢を吹きます。
瞬間的に強い呼吸をすることが、大きなコツ。
吸い込んだ空気を思い切り吹き出すときに、腹筋を強く使うことで腹筋力が強化されたり、内臓の働きにプラス効果をもたらしたり、
様々な効果があるようです。
午前は「スポーツ吹き矢」、
午後は「スポーツチャンバラ」を学びます。

どちらの競技も手軽に楽しめる、安全なスポーツです。しかし、絶対に危険がないとは言い切れません。

始める前に先生からいくつか注意点があげられました。
神社や野山に出かけ、棒切れを振り回しながら、
飛び回って遊んだ思い出は、ありませんか?

今は走り回る空き地が見当たりません。
「危ない」などという理由からも、戸外でのチャンバラ遊びは、
子ども達の中から消えてしまったようです。

そんな吹き矢やチャンバラを、スポーツとしてよみがえらせ、
体育館などで楽しむことができるようになりました。

先生の指導のもと、公平に仲良く、
安全に競い合える空間が出来上がりました。
日時 平成16年9月23日(木)9:00〜15:00
場所 今治公民館 2F

   戦国時代に夢を見よう!

                                                     先生 今治市スポーツチャンバラ協会の皆さん


    


    はじめるまえに・・・

    異年齢で構成されたグループ活動      先生と本部スタッフのミーティング
       
          


   吹き矢に挑戦!

    簡単な大きな的から挑戦                 3本勝負!                 得点が気になります・・・
                   













    チャンバラに挑戦!


        

    個人戦のようす

          
         元気な声であいさつ!              フェアプレーが続きます               一礼して握手します

    団体戦のようす

       
         風船が取れたら負け!            グループでの話し合いの様子


   まとめ
   
   体験で得たことを活かしていくために、今日一日の振り返りをします。
   グループごとに質疑応答とディスカッションを行い、発表しました。

   子ども達の感想
   
   ・負けて悔しかったけど、正直に言えてよかった。
   ・実は「あたっていた」けど、正直にいえなかった。次から正直者になろうと思った。
   ・吹き矢やチャンバラをして、戦ったり、大将を守ったりして、集中してできた。
   ・みんなで協力できた。
   
   即興で歌いながらパフォーマンスを行うグループもあり、打ち解けた雰囲気で発表が行われました。
   「スポーツ吹き矢・スポーツチャンバラ」を通して、チームワークや集中力を学んだ子ども達。
   仲間と共にやり遂げた達成感や満足感も味わえたようです。