先生 来島松五郎一座の皆さん
@グループ練習・グループごとの発表と評価
選んだ芸ごとにグループをつくり、練習のスタートです。練習時間は2時間。みんなで励ましあいながらがんばりました。
その後、グループごとに今日の練習の成果を発表。他のグループのみんなは、よかったところ・なおしたほうがいいところをアドバイス。
また、「芸名」を考えた子は、「芸名」と「決めた理由」も合わせて発表しました。
六匹のねこ 手品
スコップ三味線 水戸黄門
2日目 A施設の説明
「おおにし光生園」の方から、施設の説明があり、その後質疑応答の時間が設けられました。
【施設の紹介】
4年前にオープンした施設です。リハビリをして元気になってもらい、自宅に帰って生活できるように応援している所です。現在、84人が泊 まっていて(利用者)、30人がデイサービス・デイケアに通ってきています。(中略)
みなさん、高齢者と接するとき、一番大事なのは何だと思いますか?「おおにし光生園」では、4つの心を大切にしています。それは、
「やさしい心」 「思いやりの心」 「気づきの心」 「気遣いの心」
です。みなさんにも大事にして欲しいです。
私たちは、働いているスタッフも「おおにし光生園に入りたい」と思う施設にしようとがんばっています。
【子どもたちからの質問】
Q.おじいさんは何人いますか?
A.男の人のほうが少ないです。平均年齢は女の人が84歳、男の人は79歳です。だからかな、男の人は1割くらいしかいません。
100歳以上の人が4人もいるんですよ。
Q.ここに勤めて何年ですか?
A.施設ができたときからいます。その前も介護の仕事をしていました。もっと若いときはバスガイドをしていました。私は人が好きなんです。
出会いのたくさんあるこの仕事が好きです。高齢者がこれまでにどのように暮らしてこられたか教えてもらえて、とても楽しいです。
Q.施設で働いている人は何人ですか?
A.60人くらいです。現場で高齢者と関わっているのは40人くらいです。泊まりもあるのでたくさんの人が必要です。
大変分かりやすく施設の様子を話していただきました。子ども達からは「エー、すごい」、「あ、知ってる」などの声があがり、意見交換は楽しく進みました。
ここでの滞在中は教えてもらった「4つの心」を大切に、笑顔で過ごすことを確認できました。
B本番
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一座のお芝居の中で「かごめかごめ」を 演技力バッチリ!「六匹のねこ」 息もぴったり!「スコップ三味線」
長い台詞に挑戦!「水戸黄門」 たねもしかけもありません!ぜんぶで3つの「手品」を披露しました。
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C振り返り
「芸の披露」という一つの手段を通して、高齢者、施設の方々との交流の時間を持ちました。
また、先生や仲間と意見交換を活発に行いました。
その中で子ども達は、様々な心の動きを感じたのではないでしょうか。
現在、人間関係のとり方やコミュニケーションの難しさが懸念されています。
1対1、1対多の関係性を様々な場面で持ち、そこで自分らしい『感性』を育てていくことが必要です。
今回の授業は、そんな貴重な場になったのではないかと思っています。