2日間の振り返りをしました。
子ども達の感想
ピザをつくったのが楽しかった。カレーはたまねぎを切るときになみだがでた。(4年生)
ねんどでレリーフをつくったり、ピザをつくったりして、とてもおもしろかった。朝のオリエンテーリングも、しんどかったけど、けしきがとってもきれいで、宝石のようだった。(5年生)
みんなと1にとまって、自然にふれあうことができた。新しい友達ができて、そして中のいい友達はもっとなかよくなることができた。来年も大島キャンプに来て、もっとみんなとなかよくなりたい。(6年生)
グループに分かれ、ピザ焼き実習。
生地づくり・石窯づくり・焼き上がりまで、2時間の体験メニューです。
グループごとに窯もつくりました。がんばってつくりましたが、火が十分に回らず、ピザは焼けませんでした。
実際に活躍したのは、先生の手作り石窯。
前日に子ども達も、ワラと土を材料に断熱効果を高めるための作業を手伝いました。
すべて手作りのピザ。とてもおいしくできあがりました。
今回の授業の舞台となった大島には、
島の全域に四国八十八ヶ所「写し霊場」として有名な「島四国八十八ヶ所」があります。
その遍路みちの一部をみんなで歩きました。
昔ながらの小道坂道が先々にあり、自転車や自動車では通れないところばかり。
少しハードなところもありましたが、みんな元気よく歩ききりました。
家にある古い服やタオルをつかって、草履づくりに挑戦です。
古いTシャツやタオルを長い1本の紐のようにしていくことから、作業は始まりました。
その次に、先生のお手本です。編み上げていく順番やコツを説明し、
それを真剣に見守る子ども達の姿が見られました。
最初は戸惑っていた子ども達も、要領をえると楽しそうに作業に没頭していきました。
自分でつくったはじめての草履。
実際に草履としての機能を果たすことができないものが多かったように思います。
しかし、自分でつくった作品を大事そうにかばんにしまう姿に、
ほほえましさを感じました。
今日の晩御飯はカレーライス!
家にある電気がまはここにはありません。
火をおこし、大きなお釜でご飯を炊きます。
包丁を持つのが初めてという子ども達もたくさんいました。
野菜や肉の切り方の見本を見せ、後は子ども達の手によって全て行われます。
危なっかしい手つきで包丁を握る姿に、大人はハラハラしながら見守りました。
青空の下、粘土を使ってレリーフづくりに挑戦です。
出来上がりのイメージが湧くように、瓦職人による作品などの紹介をしました。
粘土の感触を両手で味わいながら、
創り出す喜びを満喫している子ども達。
「もっとふかくほってみてもいいよ」
「粘土を足してみてもいいよ」
思いついたことをどんどん取り入れて活動していくように、先生からのアドバイスがありました。
2日目
7:00 起床
7:10 テントなど片付け
8:15 朝のウォーキング出発
8:40 ウォーキング
10:30 ピザ焼き実習
12:30 昼食
13:15 まとめ
13:40 バス・大島フェリーで今治へ
14:30 解散
1日目
12:40 今治港集合
13:00 できかけ教室へ、フェリー・バスで移動
13:50 オリエンテーション
14:00 レリーフ実習
16:00 夕食づくり
17:30 夕食
18:30 ぞうりづくり
21:00 テント設営
21:30 自由時間 就寝
「やっていいか、やってはいけないか迷ったときはどうする?」と先生が尋ねます。
「誰かに聞く」、「調べてみる」、「しない」
子ども達から様々な声が飛び交います。
2日間の行動は、全て自分が管理しなければなりません。
「迷ったときはしないようにしよう」など、
一定の決まりを確認しました。
しまなみ海道の架かる大島。
その中の吉海町に、今回の授業の舞台となる「できかけ教室」はあります。
昨年の夢学校の生徒達が、この木造家屋の土壁をぬりました。
どんな新しいことに挑戦するのかと、子ども達は期待でいっぱいです。
2日間のキャンプでは、寝食をともにすることになります。
これまで以上に友達やスタッフと声を掛け合い、深いかかわりをしてくれること、
仲間と一緒に体験することで、喜びが倍増することを感じて欲しい。
そんな願いの詰まった授業になりました。
日時 平成16年11月20日(土)13:00〜
11月21日(日)14:30
場所 できかけ教室(今治市吉海町名)
先生 A3文庫の皆さん
オリエンテーション
船に乗る様子 説明の様子・グルーピング
タイムスケジュール
@レリーフ実習
どんなレリーフにしようかな? 上手にできたね!
A夕食づくり
B草履づくり
C朝のウォーキング
Dピザ焼き実習
石窯づくり トッピングの準備 できました!!
Eまとめ